長浜市と「災害時における無人遠隔操作航空撮影に関する協定」を締結しました

2021年12月1日、当協会は長浜市(滋賀県)と「災害時における無人遠隔操作航空撮影に関する協定」を締結いたしました。

 

この協定は、当協会の社会貢献活動の1つの取り組みで、今後、地元自治体とさらに連携をとりながら、有事の際にはドローンで協力していきます。

協定の主な内容

長浜市内に災害が発生し、災害現場へ直接立ち入ることが危険な場合等において、長浜市の要請に基づき災害現場を空撮し、映像を提供するなど協力していきます。

 

将来的には、会員様の中から有志でドローン災害ボランティアを募ることも考えております。 災害時にドローンがあることで少しでも役に立てるよう取り組んでまいります。

 

協定書

JapanDrone2021に行ってきました!

6月14日〜16日まで幕張メッセで開催されたJapanDroneに行ってきました。
JapanDroneは、ドローンに関連するソリューションの展示、政府の方針や企業のドローン活用に関するセミナーを開催される日本最大のドローン展示会です。
◎JapanDrone2021公式サイト https://ssl.japan-drone.com/
毎年3月に開催されていますが、今年は新型コロナウィルスの影響で6月に開催となりました。
私は初日にしか行けませんでしたが、少しその様子を書いてみたいと思います。
■SONYのドローン「Airpeak S1」
まず、今回の目玉は6/10に発表になったSONYのドローン Airpeak S1です。
私の記憶では大手メーカーが一般にも発売するドローンとしては初めてではないかと思います。
実機も展示され、Welcome Speechを除けばSONYの取組が一番最初のセミナーとなります。
◇「Airpeak S1」機体性能は…
機体としてはソニーの技術が組み込まれた映像制作に特化したドローンです。
機体とコントローラー、機体・飛行データを管理するクラウド、専用アプリで構成され、運動性能とセンシングによる安定した飛行性能(耐風性能は風速20m/s!)に自動飛行と期待も高まります。(発売は9月から)
飛行時間はカメラをペイロードして12分と少し短いですが、今後大容量バッテリーも準備している様なのでそこに期待します。
何より、カメラにSONYのαシリーズがペイロード出来るのはポイントです。
最近SONYから発表になったα1にも対応しています。
最近では、映像作品も一眼レフカメラで撮影すると聞きます。
プロ映像クリエーターに向けたドローンで、SONYの本領発揮です。

■国の法制度

そして次のセミナーは国の法制度についてです。
国は今、レベル4(目視外で有人上空の飛行)を実現させるための取り組んでいます。
このための法整備、機体、ライセンス制への対応が発表されました。
      • 内閣官房からは法整備としては私有地や道路の上空飛行、ドローンを物流が期待される薬の輸送の法問題、
      • 経産省から国産で安定飛行するドローン、飛行機体識別などに対応した技術開発についてのNEDOの取り組み、
      • 国交省からは操縦ライセンスと機体認証
とレベル4に向けた取り組みが進んでいます。
私たちもライセンス制に向けての取り組みをしっかり進めていきたいと思います。

■企業のドローン活用

次に企業のドローン活用の取組を発表するパネルディスカッションです。
大手のプラントではドローンによる点検業務の効率アップにドローン撮影が活用されています。
どの様に活用されているかの内容は、これからの私たちの講習でお話をしていきます。そして皆さんの飛行技術向上に役立つ様にさせていただきます。
これからのドローン活用の問題として言えるのはパイロットの不足です。技術のあるパイロットはこれからどんどんと必要にされてきます。

■展示会内容のご紹介

その後は展示会へ移動。
今回感じたのは国産ドローン日本企業の活動の高まりです。
NEDOのドローン開発に関わるACSL、YAMAHA発動機、docomo SKYの動き、PRODRONE、SONY、そのほかにもエンジンとモーターのハイブリットドローンなど、ここから国産ドローンの本格的な動きが始まると感じました。
ちなみは私が興味を持ったのアメリカ製ですがSKYDIO2です。
前から注目をしていましたが、AIで周囲を把握して自立飛行します。今回流されていた映像では3Dデータを作成するために被写体を認識して必要とされる写真を撮影していきます。これでRTKがついて精度があがればすごいことになりそうです。
■最後に
JapanDrone2021、読んでいただいた方の中にも参加された方もいらっしゃると思います。
日本製ドローンのこれからに期待大ですね。
そして、最大手であるDJIもきっとだまっていないでしょう。
先日、Matrice310RTKのデモ飛行にも行ってきましたが、やはり一歩進んで実務に使えると感じました。
そのお話はまた次回に書いてみたいと思います。

WEBセミナーを開催しました

3月30日にWEBセミナー『自治体のドローン活用事例から学ぶ!地図データ上の情報共有プラットフォーム「Hec-Eye」セミナー』を開催しました。

今回のセミナーは、株式会社リアルグローブ様、
一般社団法人 救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(EDAC)様、
にご協力いただき、共同開催となりました。

 

プログラムでは、各自治体でのドローンの活用事例のご紹介と、映像等の画期的な遠隔情報共有システムである「Hec-Eye(ヘックアイ)」について、ドローンを実際に飛行させるなどデモンストレーションを交えて解説いたしました。

 

■ドローンを災害対応で活用する!新講習のご紹介

 

プログラムの最後には、株式会社プロクルーの新講習「ドローン災害危機管理者講習」についてもご紹介しました。

■「ドローン災害危機管理者講習」とは

自然災害等の緊急時にドローンを活用し円滑な対応ができるよう、現場ですぐに使える技術を学ぶ実践向け講習です。
(この講習は消防士監修のもと作成されたカリキュラムで行われます。)
有事の際にドローンを活用できるよう実践を想定した内容になっており、補助者なしの目視外飛行の操縦練習を行います。

◇一般社団法人ドローン防災・産業協会(DHI)

DHIでは、今後もセミナーを開催していきます。
開催してほしいセミナーなどありましたらお気軽にお寄せ下さい。

◇会員様も募集中です

→DHIへのご入会はこちらから

 

鳥獣害対策「アタックドローン」の視察会を開催

デルフリキャンプでは、鳥獣害対策「アタックドローン」の視察会を毎月開催しており、DHI、(株)プロクルーのスタッフもドローン飛行のデモンストレーションなどに参加させていただいています。
2月の視察会では市役所や農業従事者や会社員の方々が来てくださりました。

 

鳥獣害対策「アタックドローン」とは?

「アタックドローン」はドローンで害獣を追い払う方法です。
ドローンから鷹の鳴き声などを加工した絶叫音を出しながら飛行させ、農作物を荒らすサルやカラスなどに急接近して威嚇をする、追い払い方法です。

近年深刻化する獣害問題

近年、鳥獣による農作物への被害が広域的に発生しており、農村に深刻な影響を及ぼしています。
そういった獣害問題を解決する手段として、きっちんらぼ(代表:松本浩幸)は「アタックドローン」を考え、デルフリキャンプでは実証実験が繰り返し行われています。

アタックドローンで安全性向上と省力化を実現

ドローンの自動飛行と手動飛行を組み合わせて追い払いを行うことにより、安全性の向上や省力化を期待でき、効果が実証されています。
既に農業団体への視察会実施や、地方自治体への導入実績もあります。

■視察会の詳細&参加ご希望の方

現在、視察会へのご参加受付中です。
各地のドローンスクールの卒業生の方、これから講習を受講しようかと考えている方、ドローン活用を目指す法人様や、個人様も歓迎です。
こちらから

2019年12月21日、22日 国交省認定講習ドローンフライトマスターを実施しました

2019年12月21日(土)(座学),22日(日)(実技)にドローンフライトマスター講習を実施しました。

ドローンフライトマスターとは

ドローンフライトマスター講習は1班4名までの少人数制となっております。

大人数でのスクールはどうしても習得にムラが出てしまうことがありますが、本講習は座学及び実技でじっくりと学ぶことができます。

ドローンを運用しようとされている方はぜひお問い合わせください。

本講習について

国土交通省が定める講習要件を全てクリアし、多くの企業様から受講いただいているドローン操縦技能講習会です。
本講習の検定に合格された後に、10時間以上の飛行履歴(本講習の実技時間や今までの飛行時間も含む)が記載された用紙を提出することで、国土交通省より飛行許可を受ける際に無人航空機の操縦知識や能力に関する確認を簡略化される「ドローン操縦技能証明証」を発行致します。

10月16〜18日、びわ湖環境ビジネスメッセに出展しました

 

10月16〜18日まで長浜バイオ大学ドームで開催されたびわ湖環境ビジネスメッセに出展しました。

 

本年のテーマはSDGsとなり、プロクルードローン事業部としてもドローンによる技術革新、働きがい、エネルギー問題をテーマに参加をしました。

現在、撮影だけではなく、建築・土木、農業など労働者人口が少なくなっており、省力化や自動化が望まれています。

その中で、いよいよドローンも産業分野での活用が望まれています。

多くの方が点検業務、測量、農薬散布について話を聞きに来られました。

 

私たちのドローンスクールは、業務で活用するための第一歩になります。まず必要な飛行技術と法律をしっかりと身につけていただけるようしていきます。

そして、さらに業務でのドローン活用ができる様に進化をさせていきます。

ドローンフライトマスター講習についてはこちらから

 

 

竹生島での長浜警察署・高島警察署との合同防災訓練に参加 ニュース

10/21(月)、当社が防災協定を結んでいる長浜警察署が行なった竹生島での防災訓練に参加いたしました。

竹生島は琵琶湖の北部にあり国宝に指定されている宝厳寺唐門や久夫須麻神社本殿、重要文化財の宝厳寺船廊下など、多くの観光客が訪れます。

 

今回の訓練は、琵琶湖を挟んだ対岸の高島警察署との合同で、大地震によって竹生島に被災者が出ているという想定で行われました。

竹生島に臨時本部が設置され、そこから人とドローンによる避難者の捜索が行い、被災者の救出ではドローンで進行方向に危険がないか確認を行なっていきます。

ドローン撮影している映像は、臨時本部と滋賀県警本部(大津市)にもリアルタイムで中継される大規模な訓練です。

 

 

 

今後も日頃の訓練で非常時に対応できるようしていきたいと思います。

 

愛荘町で防災訓練を行いました

10/20(日)、当社が防災協定を結んでいる愛荘町の防災訓練に参加をいたしました。

 

当日は町民の防災訓練が行われた後に豊国運動公園で防災体験と一緒にドローン説明・見学会が開催されました。

当社はドローンパイロットからドローンによる防災活動の説明を行い、実際にドローンを飛ばしての見学をしていただきました。

 

愛荘町防災訓練にドローンパイロットとして参加しました

9月8日(日)愛荘町で開催された防災訓練にドローンパイロットとして参加しました。

当日は、大規模地震により大きな被害が秦荘西小学校区に発生したと想定して秦荘西小学校を舞台に訓練が行われました。

 

今回の訓練は、愛荘町、消防、警察、赤十字や国際交流協会、ペットなどの動物保護管理会などが参加する大規模なものです。

 

町民の皆さんも参加型で、避難方法訓練や火災からの救助方法、炊き出しなど様々な災害の訓練ブースを順番に回りながら、体験や説明を受ける体験型の訓練として開催されました。

当社もブースの中で、ドローンによって上空から被災者の発見や、災害状況の確認方法などを説明をさせていただきました。

 

その後、消防、警察が参加する救助訓練が、当社の操縦するドローンで逃げ遅れた被災者を発見して、消防署員が救助をするという流れで行われました。

 

 

私たちもいざという時に役に立つよう、これからもさらに飛行技術を高めていきたいと思います。

 

国土交通省 飛行許可承認内容

・催し物上空での飛行